怖いシーンを目の当たり

私もかなりの多重債務だったので、その返済するお金の工面にあちこち奔走した覚えがあります。

そんああるとき、ヤミ金とまではいかないまでも、かなりの高額な利息で営業している街金を利用しました。

あれはもう現在の利息制限法が改正される前でしたから、ヤミ金ほどの高利ではありませんが、ちょっとマイナーなサラ金でもかなり高額な利息で貸付していた時代です。

そこで借り入れの申し込みをしているときに、同じカウンターの右端で話をしていたその街金の社員の男性が、いきなり大声で、カウンター越しに話していたおじさんにかみつきました。

「弁護士先生よぉ、冗談じゃないですよ!」「あのお客は、夫婦そろって泣きながらどうか融資してくださいと頼んできたから貸してあげたんだ。それを債務整理してくれなんてふざけるな!」と言いながら、奥の部屋に弁護士さんと思われるおじさんを連れて行き、すったもんだ始めました。

「やばいな~、ここ」と思いながらも、もうすでに申し込みも終わり、用意された現金をみてしまったので、やっぱりいいですとは言えず、そそくさとその現金を財布に突っ込んで事務所を出た経験があります。

まるでドラマの中のヤミ金事務所の様相を目の当たりにしたので、遅延したらやばいなと自分に言い聞かせながら帰途につきました。

 

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